年式が古い車も査定できますか?
※買取予想価格は当サイトの独自アルゴリズムで算出したものです。実際の買取価格を保証するものではありません。あくまでも参考値としてご活用下さい。
年式が古い車でも買取が可能です。
年式のほかに走行距離や修復歴は買取額に大きな影響を与えることは間違いありませんが、古いことが中古車査定で価格に影響を与えても中古車買取査定そのものが出来ないということはありません。
ですが、中古車買取査定を試みた人で、買取りを拒否されたという人やもしくは処分費を求められたという人がおられるでしょう。
ここからは古い車の買取りの特徴をお話ししていてゆきます。
通常の中古車買取では、市場での流通を考えて買取りが行われ、流通の際の転売益を目的に買取が行われます。
中古車買取の際に買取業者はどのポイントに注目するかと言えば、その車の人気であり、中古車人気があれば高く転売が可能となるため、高く買取を行います。
例え、年式が古くても人気車はあります。
とくに、発売当初に販売台数が伸びた人気車両の場合は、その当時からの熱狂的ファンが多く、程度の良好な車両は高く買取られ、レストアやオーバーホールを行い、再販されることがあります。
1970年代のプレミアムカーやスポーツカーなど、ヴィンテージカーとして蘇ります。
ただ、すべての車がヴィンテージカーとして転売が可能となるわけではなく、そのまま廃車となる車もあります。
さらに転売は国内市場のみならず、海外市場へも広がり、とくに日本車に信頼が高い新興国では国内で販売される価格よりも高く販売される傾向が強く、古い年式の車でも中古車査定価格が意外に高値となることがあります。
とくに、トラック全般に軽トラックやピックアップ車両、ワンボックス車の人気は高く、最近人気のSUVなども海外市場で高く販売されます。
しかしながら事故車であれば転売は難しいですが、中古パーツとしての価値が残されていることがあり、リサイクル市場への活路があります。
とくに、新興国での中古車市場は製造年度が古い車両の部品供給が難しく、中古パーツとして利用可能な車両は買取価格が高くなることがあります。
この場合、通常の買取店ではなく、廃車買取りを行う業者などにより買取りが行われるでしょう。
廃車買取業者の仕組みは、車検残があれば、車検までに残された自賠責保険料と重量税の残額が返戻され、5月までであれば自動車税の還付が受けられ、それにプラスして買取額が付き、総額から手数料が引かれてお金が受け取れる仕組みとなります。
買取った車からは、レアメタルの回収が行われたり、一部のパーツが外されるなどその利用価値が高く、彼らにとって知れとなるのです。