車買取の出張査定を受けるときのコツ
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中古車査定を利用する時には、持ち込みで査定を受けるという事もありますが、最近では「出張査定」を利用する機会が多くなってきています。
大手の中古車買取業者を利用する人が増えてきているので、そういった場合にはほとんどが出張査定になります。
地元の買取業者や、以前から付き合いがある中古車販売店などに買取りを依頼するという場合には、持ち込み査定を受ける機会も多くなるものの、それでも「顧客の負担を減らす」と言う意味合いで出張査定で対応してくれる業者が非常に多いです。
出張査定と言うと、「業者の交通費や時給などのコスト分の価格が引かれて安くなってしまう」と言った印象を持っている人も居るでしょう。
事実、過去にはそういった方式で出張査定を行っていたこともありますが、最近ではそういった心配をする必要が無くなって来ているので安心して出張査定を利用しても大丈夫です。
出張査定を受ける時のコツとしては、「天気」や「査定を競合させる」と言ったものがあります。
まず、天気に関してですが、見た目に自信を持てる車を査定してもらう場合には「晴れた日」がおすすめです。
外装・内装の状態が非常に良く、「プラス評価が期待できる」と言う状況であれば、よりキレイさが際立つように晴れた天気のいい日に査定してもらう事で評価アップが期待できます。
逆に、見た目に自信が無いという場合であれば「曇りもしくは雨の日」に査定を依頼すると、多少は評価ダウンを回避できる可能性があります。
とは言え、相手も査定のプロですので天気次第でキズなどを見落とすという事はあまりありません。
しかし、第一印象で「キレイな車」と感じるか「状態が良くない」と感じるかで評価は変わってしまうので、出来る限り第一印象で悪い印象を持たれないような工夫をすることは有効です。
次に「競合させる」と言うポイントについてですが、持ち込み査定の場合は1社ずつしか査定を受けられないのに対して、出張査定の場合は同時に複数社の査定を受けることも可能であるということを利用するという意味です。
例えば、一括査定を利用して査定依頼をし、複数の買取業者に同じタイミングで査定に来てもらうように依頼します。
そして、「一気に査定してもらって一番いい結果のところと話しを進める」と言ったアピールをしておくことで、各社ともに出来る限りの高評価を付けてくれる期待が大きくなります。
単独で査定を受けるよりも良い結果になる可能性が高いので、出張査定ではぜひ利用したいテクニックです。
出張査定の流れとは?
出張査定では、指定した場所にて車の査定が行われます。
所要時間は30分前後で、査定内容に関しては店舗で査定するのと同じ基準が適用されます。
車の細部について担当のスタッフが確認した上で、中古車相場なども加味しながらその場で査定額が提示されます。
同時に、査定でマイナスポイントとなった点についての説明や、売却が決まった場合についての手続きの説明も行われます。
査定でチェックされるポイントは?
査定でまず行われるのは、車の外観のチェックです。
ボディの破損箇所やキズ、汚れ、ボディカラーの変色、さらにはタイヤやホイールの状態、オイル漏れといった下回りなども調べます。
車内の状態に加え、車内でタバコを吸っていたかどうかが確認されます。
エンジンをかけてウインカーやランプの状態を確認し、走行距離も調べます。
エンジンルームではエンジンやトランスミッション、冷却系などの不具合があるかが確認します。
修復歴が聞かれることもあるので、交換して新しくした場合などはその旨伝えるとよいでしょう。
他にも車の取扱説明書や、キーの状態といった備品、車検証や整備記録簿などの確認も行います。
これらの確認は、査定を依頼した利用者の立ち会いのもと行われます。